迷宮脱出ゲームⅡ[5日目]

5日目の選択が始まった。

4日目の結果であるが今回予想し得ない事態が発生した。
特別給付が行われ、全員に強制的に黒い玉1つが給付されたのだ。
そして結果はNo9:z396様、No10:miharaseihyou様の2名が死亡。
今回新たに判明した事実は

  • 2名死亡することもある
  • 白い玉が2つ以上出現することもある

であろう。
特に死亡した2名の玉の状況は死亡直前まで全く同様であったにも関わらず死亡後の玉の状況が異なっているのが興味深い。

さて、自分は4日目の回答で5日目の行動を宣言しており、これにより他のプレイヤーがどう動くのかを見たいための宣言であるので宣言どおりNo1に黒玉1つを譲渡という回答をすでにしている。
2回目の回答を行って宣言を覆す気も全くない。終了時点で生存していればいいのだが。

今回は生存を目指すプレイヤーとしてよりも、ゲーム進行そのものを楽しむ者として今回の「特別給付」に関して考えてみたい。
(長くなりそうなので、後で追記します。)


[追記]
今回の特別給付に関しては、基本的には予測し得ないルール外の事態であるのでゲーム性に問題がある可能性がある。

問題がある場合とは

  • ゲームに勝利する可能性があったが特別給付によってその可能性が完全に無くなったプレイヤーが存在する

という場合である。
なお、

  • 特別給付によって勝利する可能性が低くなった(ゼロではない)プレイヤーが存在する

という場合は自分の主張する問題には当てはまらない。
これを問題としない理由は、このゲームはプレイヤーによる勝利を目的としたゲームとしての一面だけでなく、ゲームを通して最終的にルールを当てるゲームとしての側面もあり、長期間ヒントとならない状況が続くよりはプレイヤーの状況が多少変わることもやむをえないと考えるからである。

次のケースが考えられる

  1. 特別給付の有無に関わらず誰の生存/死亡も変わらない
  2. 死亡していたはずが特別給付によって生存したプレイヤーが存在する
  3. 生存していたはずが特別給付によって死亡したプレイヤーが存在する

1に関しては問題が無い。
特別給付によって各プレイヤーの勝利する可能性が変化するとは考えられるが、生存プレイヤーはその結果を踏まえて翌日の行動を決定でき、死亡プレイヤーはどちらにしても勝利するチャンスはない。このケースが最も理想である。

2の場合はやや問題があるかもしれないがそれほど大きな問題ではない。
どちらにしても生存であったプレイヤーにとっては勝利する可能性が無くなることはないし、死亡するはずであったプレイヤーには救済措置となる。
今回は実際に死亡したプレイヤーがいるため、特別給付によって死亡せずに済んだプレイヤーと死亡したプレイヤーがいることになり、死亡してしまったプレイヤーにとっては不公平感を感じることは否めない。しかしどちらにしても死亡していたということを考えると諦めもつくのではないかと思われる。
それに、もしも特別給付をしなければプレイヤーが大量に死亡(もしくは全員死亡)していた場合も考えられる。
この場合、短期間で決着がついてしまうことが容易に予測でき、ルール推理ゲームとしてのゲーム性を大きく損なうことになるためやむをえない処置とも考えられる。

3の場合は問題である。
ルール当てゲームとしてはヒントが増える可能性があるため喜ばしいことであるが、迷宮脱出ゲームとしてはそのために勝利の可能性が完全になくなったプレイヤーがいるからである。
死亡したプレイヤーにとってはルール外の出来事が原因で退場させられてしまったということになる。
ただ、例外的に特別給付をしなければ4日目終了時時点という短期間で勝者が決まってしまうのをやむを得ず回避した場合が考えられるが、ルール上4日目の行動で10個以上取得できたプレイヤーはどう考えても存在しないのでこのケースはありえない。

まだゲームは続行中であり、当然ルールも明かされていないため今回の特別給付がどのケースに当たるのかは分からない。
ゲームを楽しみたい以上、勝利しようが敗北しようができれば遺恨は残したく無い。
できれば結果的に3の場合でなかったことを望むばかりである。